PR
スポンサーリンク

サスペンドPEラインを使ってみた。

私は15年前にフカセにPEラインを使ったことがある。フグが道糸を齧ってしまい、毎回高切れ・ウキ流出。困った挙げ句にPEラインを使ったのだった。
その時はバークレーのファイヤーライン、たまたまお店にあって1.5号くらいだったかな。張りはかなりあるが徐々に表面の膜が剥がれてきてしまう欠点があった。PEに変えてから高切れはなくなったが、フグは通常に戻りナイロンラインに切り替えた。
その後にPEラインを使ったのはスイカのポカン釣り、サヨリ釣りくらいか。その時はエギング用のPEラインを使用した。
また師匠の一人が常にPEラインを使っていて私も使ったことがある、これは30年以上前だね。あの時は私には使い切れなくてやめてしまった。メーカーは不明、黒くて張りが強いPEラインだった。知っている人いるかな?
なのでPEラインを使うのは初めてではない。PEラインで黒鯛を上げた事もハリスを切られた経験もある。

今回、使ったサスペンドPEラインはシマノのLIMITED PRO PEG5+ サスペンド 200m 1号 イエロー。1号なので比重は1.25となっている。スプールには下糸を巻き、このラインを100m巻いて使う。こうすれば2回使える。75mでも良かったのだが、中途半端になるので半分とした。

実は昨日で3回目の使用、前の2回は渚釣りで試した。この時はワカメ漁や工事が始まってしまい、1時間で撤収したので釣行記は書いてない。
サスペンドPEラインを使った感想だが、普通に使えた。操作性は良く問題なし。またナイロンラインに比べて遠投することが出来た。また張りがあり、穂先絡みは皆無だった。

このPEラインは比重が高いが、ラインを海面に置いただけでは表面張力で浮いている。沈めるには竿で操作が必要。海面直下を漂い、アワセを入れると水切れがよくスパッとウキまで持ち上がる。
昨日はフグの竿引きのアタリが3回あった。今までナイロンラインではフグでは経験がなかった。それほど感度がよくアタリが分かりやすい。 

私はショックリーダーを使わずにサルカンに直結している。なのでアワセが強すぎるとハリスが簡単に切れる恐れがある。また黒鯛を掛けるとダイレクトに引きが伝わると思う。これは経験があるのでドラグ緩めなど注意した。昨日は残念ながらカイズも掛からなかった。

最後にこれはシマノのLIMITED PRO PEG5+の欠点かも知れない。
徐々にラインがヨレてくる。終了時にヨレを治そうとすると僅かながらコブ・膨らみを感じる。それがライン全体に広がっている。
最初は仕掛け回収の時にPE特有の音は静かだった。だが回数を重ねるうちにピーピーうるさくなる。多分、僅かなコブが多数発生し、音が出ているものと思われる。
心配になったのはこのコブでウキスイベルが止まってしまうこと。私はもう発売されてない遠矢スベイルを使用しているのでコブに引っ掛かることはなかった。ちなみに遠矢スベイルはお気に入りなのでまとめ買いしてある。

今回はイエローを購入・使用したが、視認性はまあまあ。やっぱり白色のラインが欲しい。
他のメーカーからも色々出ているのでまた試したいと思った。