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渚釣り(黒鯛・チヌ釣り)のススメ

渚(海岸・砂浜)から黒鯛・チヌを狙ってみましょう。
皆さんも挑戦してみては如何ですか?

ここでは渚釣りの道具・釣り方・場所・注意点・釣行記などを紹介しています。

渚釣りの場所選択

渚釣りの条件

海水浴場や普通の海岸・渚で構いません。こんな場所やあんな場所、黒鯛は出ないと思いがちですが、やって見る価値はあります。

 

場所選択

何もない砂浜よりも根やテトラなどのストラクチャーが多いほうが黒鯛が付いているようです。ヒントとしては黒鯛が好んで食べるアオサやイガイが付いていればベストです。
GoogleMapなどの地図で予め場所を選定しましょう。
水深はヒトヒロあれば問題なく黒鯛は食ってきます。

 

渚釣りの季節

渚釣りはまだ未知数で、何時の季節が良いのか分かりませんが、冬から春の乗っ込み、秋に釣果が出ているようです。

注意点

夏場の海水浴場やウィンドサーフィンしている場所は迷惑になりますし、黒鯛が警戒してしまいますので避けましょう。
また海水浴場などでは針などを絶対に捨てないこと。(何処でも捨ててはいけません。)泳いでいる人が怪我をしてしまいます。

渚釣りの仕掛け

竿・リール

竿・リールは普通のフカセ釣り用で構いませんが、遠投が必要になるので竿は1~1.5号程度が良いでしょう。

ライン

渚釣りの場合、ラインが風に吹かれて上滑り・2枚潮が発生します。フロートラインよりもサスペンドラインが良いでしょう。フカセ専用PEラインがおすすめです。

ウキ

遠投する必要があるので、重めのウキを選択します。
円錐ウキでも構いませんが、砂浜など低い位置からウキを見たり、逆光になる場合もあるので、自立式の棒ウキがベストです。

コマセ

渚は比較的澄んでいることが多く、濁り重視のコマセ。そして遠投性も持たせましょう。

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釣り方

ポイント決め

ポイントとなる場所の水深を測ります。針にゴム管付き鉛を付けて投入します。
底が完全な砂地や極浅い場合は這わせた方が有利なようです。根が点在している場合は底スレスレでも食ってきます。
ちなみに私は底を僅かに切るか底スレスレです。

コマセ打ち

最初は広範囲に打ち黒鯛を呼び集める感じ、釣り始めてからは潮上の決めた一点ピンポイント打ちで良いでしょう。

エサ盗り

やはり砂浜はクサフグが多いです。あとはヒイラギくらい。水温が低い時期はエサ盗りが現れず、当たれば黒鯛の可能性が大きいです。

取り込み

取り込みにタモは必要なく砂浜にズリ上げますが、波がある時はハリ外れの可能性もあるので、タモを使ったほうがいいと私は思います。

意外性

私も経験しましたが、開始一投目から食ってくることもあります。

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渚釣り、6つの注意点

私が渚釣りで実際に経験した注意点を6つあげました。参考にしてみてください。

風向き・強さ

渚釣りでは仕掛けやコマセを遠投する必要が出てきます。背後からの強風ならまだ問題ないですが、正面や斜め前の風では遠投が出来なくなり、コマセも一定箇所に入れるのが困難になります。
前もって風向きと強さを調べておき、渚を選択する必要があります。

うねり

うねりが高いと砂浜に波が這い上がってきます。釣座を後方に取らなくてはいけません。また不意の大うねりにも注意が必要です。下手をするとバッカンが流されたり、エサを流されたりします。
この場合はうねりの影響の少ない湾内の渚、堤防でうねりが遮られている渚が良いでしょう。

また、うねりの砕ける波に道糸を持っていかれないようにしましょう。うねりに道糸を巻き込まれると、ラインを引っ張られてしまい、ウキの動きが不自然になってしまいます。
うねりに合わせて竿を持ち上げてうねりに巻き込まれないよう対処する必要があります。フロートラインやPEラインだと操作しやすいです。

流れ藻

低気圧通過後など、うねりが収まっても厄介なのが流れ藻。毎回ラインに絡まり、解くのも苛つきます。また海面を覆い尽くしてしまい、仕掛け投入地点が無いなんてこともあります。特に海藻が大きくなる春先に多くなります。ワカメ漁の際にも千切れて流れて来る事もあります。
そんな時は流れ藻のない渚へ移動がベストです。

クサフグ

砂地だとクサフグが多くいます。クサフグ対策を考え、色々なエサを持参すると良いでしょう。

道具類に付着する砂にも注意が必要です。ロッドを仕舞う際に砂を噛んでしまったり、リールや玉の柄も砂が入りやすく噛みます。特に砂が細かい場合は注意です。道具類を直接砂の上に置かないようにしましょう。
車に荷物を積み込む際も砂を払い落とさないと車内が砂だらけになってしまいます。帰る際に海水で洗い流したり、大きいタオルで払い落とすと良いでしょう。

引きの強さ

渚で黒鯛を掛けると引きの強さに驚かされます。通常より強い引きがあると思ってください。
また寄せてきて波打ち際に来た時、より暴れて走り出します。不意の突っ込みのハリス切れにご注意ください。

渚釣り最新釣行記

最新の渚釣り釣行記です。(自動更新)参考にしてみてください。

初めての渚で調査釣行、まさかの44cmをゲット。
今朝は東京湾側の初めての渚(砂浜)で調査釣行する事にした。釣果は求めてない、底の形状・状態を把握してポイントを探るのが目的。新たな渚釣りの場所を開拓し、来年以降に役立たせる。
朝マズメの渚釣り、フグは正直、42cm 1.35kgの黒鯛をゲット。
今日は夕方からの釣行予定だったが南西風が強くなりそう。他の場所への変更も考えたが、前回のフグ消え・気配が気になる。ならば、風の出ない朝マズメの渚釣りをする事にした。
午後から渚釣り、生サナギダンゴの威力強し、47cm 1.64kgの黒鯛をゲット。
今日は午後からいつもの場所で渚釣り。三崎は水温低下しているが相模湾側はどうだろうか。一応、フグ地獄も考えて生サナギダンゴは多めに持参する。
朝マズメの渚釣り、46cm 1.42kgをゲット。
今日は朝マズメの渚釣りを予定、しかし南西強風でいつもの場所は無理、東京湾側へ逃げる事にした。風は相模湾側はかなり強くなっている、出来るかどうか心配だった。
午後から渚釣り、アイゴかと思ったらカイズだった。
今日は午後から渚釣り、海水温はどうなっているか気掛かり。前回のようにサナギが残れば勝負できると思ってサナギは多めに持参する。

最後に

渚釣りは、あなたの「出ると信じる心」「挑戦する勇気」が必要です。
是非、渚釣りにチャレンジしてみてください。