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黒鯛が大好きな愛猫、旅立つ。

愛猫「ミク」が14才で天国へ旅立った。

異変は今年に入ってから、お腹が膨れ始める。食欲旺盛だったので最初は太ったと思っていたが、ちょっと様子がおかしい。
近所の動物病院で検査した結果、腹水から悪性腫瘍細胞が見つかる。手術で腫瘍を取り除けても転移の可能性もあり抗がん剤治療が必要になるとの事。結局、緩和ケアを選択。


この猫との出会いは偶然だった。
横須賀の猫保護施設で三毛猫を引き取る予定で顔合わせに行った。施設に行くと私の膝の上で寝てしまったのがこの猫。施設の人に聞くとサビ柄で引き取り手が居なくて茅ヶ崎から送られてきた、半年以上施設に居るとの事。
互いに一目惚れしてしまう。この猫を引き取る事を即決した。
施設に居たときの名前は女の子なのに「ドングリ」、可愛い名前「ミク」と変えた。


ミクの好物は「黒鯛の刺身」。湯がいたものは食べない、刺身しか食べなかった。メジナやシロギスなども食べさせたが食いつきの良いのは黒鯛だった。
私が黒鯛を釣ってきて玄関に置いた瞬間から大騒ぎ。捌いている最中も飛びついてくる。

具合が悪くなって徐々に食が細くなった時、黒鯛を釣ってきた。
食べれない筈なのに大騒ぎして私の指まで噛む始末、ペロリと食べてしまう。
最後に大好きな黒鯛を食べさせる事が出来た。

ミクとは丸13年一緒に暮らした。亡くなる前日は私の布団に入ってきて一緒に寝た。
とても楽しい猫との13年だった。本当にありがとうと言いたい。


さて、現在は猫ロス状態。
黒鯛を釣っても喜ぶ猫が居ないのはちょっと寂しい。
また飼いたい気持ちはあるが猫の一生に私が付いて行けるか自信は無い。何かのきっかけがあればもしかしたら飼うかも知れないな。